こんにちは。HIROKAMI(@hirokamiblog)です。
今回は私が文系就職をした話について語ります。
理系の文系就職ってどうなんだろ?
なんかもったいないんじゃない?
こういった疑問を持った学生の方がいらっしゃると思いますが、私は理系の文系就職は全然アリだと強く思っています。
なぜそういう結論になったのかについてを詳しく解説していきます。
- 大手IT企業勤務(21卒)
- ガクチカ「筋トレ」で5社中4社内定
- インターン参加1社のみ
- 留学経験・サークル経験なし
- 就活時、保有資格なし
✔本記事の内容
・理系学生が文系就職をした理由
・理系が文系就職するメリット
・理系が文系就職を有利に進める方法
私の経歴
高専(電気)⇒筑波大学(理工学)⇒文系就職(営業)
このように、ゴリゴリの理系として人生を歩んできました。
大学4年生になり、同じ学部の子は9割型大学院に進学する中、私は文系就職の道を選びました。
十分に悩みぬいた結果、この選択に至ったので一切、後悔はありません。
高専という学校についてはこの記事で詳しく紹介しています。
私が理系から文系就職した理由
私が文系就職をした理由はザッとこんな感じです。
・そもそも理系職、研究職に向いてないと思ったから
・幅広い分野のビジネスに触れたかったから
・コミュニケーション力を活かした仕事がしたかったから
散々理系の道を歩んでおいて脳内は文系であることに就活をしていて気づかされました。
皆さんも今、専門としている分野があると思いますが、
なんとなく突き進むのではなく一度立ち止まって見て「本当にこの道でいいのか」を考える時間を作ることが大切だと思います。
その時間が後悔のない選択につながっていきます。
理系が文系就職するメリット
その中でも私が特に感じたメリットを紹介していきます。
✔メリット
・論理的思考力を活かすことができる
・文系のライバル達と差別化できる
・将来の可能性が広がる
論理的思考力を活かせる
理系学生は文系学生と比べ論理的思考力が高い傾向にあります。
日々の実験や研究において、仮説を立て検証する機会が多いため、物事を論理的にとらえることができるようになります。
この能力は就活の際に活かすことができます。
例えば、就職面接のとき、面接官からの不意な質問に対しても焦らず、
順序立てて答えることができ、面接官をアッと言わせることもあるでしょう。
ただし、理系学生あるあるなのですが、そもそも人とコミュニケーションがうまく取れないという意見があります。
そういった方は意識的に人と話す特訓をしましょう。
親、友達、ペット、壁、なんでも良いのでとにかく話す癖をつけておきましょう。
話していくうちに自信の論理的思考力に気づき、自信を持って話すことができるようになります。
練習あるのみです!
文系のライバル達と差別化できる
当たり前のことですが、就職市場は文系学生であふれています。
その中に理系学生が飛び込むだけで差別化が狙えます。
採用側は同じような学生ではなく、人とは違った個性を持った学生に興味を抱きます。
そういった意味では、最初から差別化ができているため理系学生にはメリットがあります。
将来の可能性が広がる
私が文系就職をおすすめする一番の理由は将来の可能性が広がるメリットがあるからです。
理系学生はどうしても自分の専門性を活かそうとして狭い視野で将来を見据える傾向にあります。
私も就活を始めたころはそうでした。
理系だからエンジニアとか研究職だろうな。
そう決めつけていました。
しかし、これは本当にもったいないことです。
もちろん自分の専門性を活かして「絶対この道に進むんだ」という強い意志がある方は迷わず突き進んで欲しいのですが、
現状に迷っていてなんとなくで道を決める行為は本当にもったいないです。
私は就活をしていく中で文系就職という選択肢に出会い、可能性の幅が広がりました。
理系に囚われすぎていたということもあり、心が一気に軽くなりました。
ぜひ現状に迷っている理系学生の方は文系就職という道もあることを覚えておいてください。
決めつけはよくない!
理系が文系就職する際の注意点
推薦が使えないため選考が長い
理系学生が文系就職する際は、推薦がほとんど使えません。
理系学生の推薦は理系職でしか使えないケースがほとんどなので、
実質、推薦で内定を取るという選択肢を捨てることになります。
推薦で楽に内定をとって就活を終わらせたいと思っている方にとっては痛いですね。
研究×就活がハードスケジュール
理系学生は4年になると研究が本格的に始まるため、就活に割ける時間が少なくなります。
文系学生が就活にフルコミットしている状況と比較するとどうしても不利になってしまいます。
不利な状況を避けるために、早めに就活を始めることが大切です。
業界によっては3年生の段階で内定がもらえる企業もあるので、探してみるといいでしょう。
情報収集を怠らない
理系から文系就職を狙うため、就活情報が不足しがちです。
積極的にインターンシップに参加したり、先輩に聞いたりして情報収集を怠らないようにしましょう。
私の場合は東京のインターンシップに参加して東京の大学生と交流を深めることで情報を集めていました。
都会の大学生は、膨大な就活情報を持っているので仲良くなって聞き出してしまいましょう。
就活は情報戦です!
理系が文系就職を有利に進めるために
おすすめの対策法を紹介していきます。
理系の強みをとことん活かす
理系特有の強みをガンガン活かしていきましょう。
✔理系の強み
・論理的思考力
・勤勉、忍耐力
・数字にやたら強い
・PDCAを回す能力がある
・PCスキル(Excel、パワポ)が高い
こういった強みを自己PRや志望動機に組み込むことで、文系学生と違った角度からアピールすることができます!
理系特有の質問回答を用意
理系学生が就職面接をしていく中で、必ずと言っていいほど聞かれる質問がいくつかあります。
✔理系特有の質問
・なぜ院に進学しないのか?
・なぜ文系職なのか?
・なぜその専門分野を学ぼうと思ったのか?
・どんな研究をしているのか?
面接官側も聞かなきゃいけない風潮があるのかもしれませんが、これらは必ず質問されます。
ゴリゴリに対策しておき、聞かれたときはよし来た!と笑顔で答えてしまいましょう。
まとめ
理系の文系就職 = 最高
私は文系就職の選択をして本当によかったと思っています。
将来の可能性の幅が広がり、ワクワクしながら毎日を過ごしています。
最後に、私が最近ハマっている進撃の巨人の名言をここに捧げます。
何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てることができる人だ。
~アルミン・アルレルト~
出典:「進撃の巨人」コミックス7巻
理系の文系就職はもったいないという意見もありますが、
あえて”理系の専門性を捨てる”という選択が未来を大きく変えるということもあると思います。
ぜひ理系学生の方には本当にやりたいことを見つけていただき、後悔のない就職活動を送ってほしいです。
応援しています。
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コメント
コメント一覧 (1件)
過程を知っているので、よりいっそう感動しました。
これからも応援しています。