果たしてESや面接時に聞かれるガクチカで「筋トレ」をメインテーマにしても良いのか。
そんな悩みを抱えた学生さんもいらっしゃると思います。
そこで今回は、ガクチカ「筋トレ」で就活を乗り越えるために抑えるべきポイントと注意点について解説していきます!
後半には実際に私が使ったガクチカも紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
- 大手IT企業勤務(21卒)
- ガクチカ「筋トレ」で5社中4社内定
- インターン参加1社のみ
- 留学経験・サークル経験なし
- 就活時、保有資格なし
この記事でわかること
- ガクチカで「筋トレ」はアリなのか
- ガクチカ「筋トレ」の上手なアピール方法
- 実際のガクチカ「筋トレ」例文
ガクチカで「筋トレ」ってアリなの?
まず大前提、ガクチカで「筋トレ」をアピールするのはアリなのか。
結論「オオアリ」です!
企業側はガクチカから、学生がどんな経験をし、どう考え乗り越えてきたを聞き出すことで、
学生の人間性や行動原理を把握しようとします。
そのため筋トレでも目的→過程→結果のプロセスがしっかりと作りこまれていれば十分にガクチカとして使えるエピソードになります!
エピソードの作りこみ方については次のセクション以降で解説していきます!
ガクチカで筋トレを上手にアピールする方法
- 継続力・忍耐力
- 目的意識の高さ
- 自己管理能力
- 肩幅の広さ・胸板の厚さ
筋トレでアピールできるポイントは上記のように幅広いです。
特に物理的にアピールできる肩幅と胸板は最強です。
第一印象で「こいつデキるな!?」というイメージを植え付けることができます。
では!ここからは筋トレをガクチカとして上手に伝える方法について解説していきます!
筋トレしている背景や目的を伝える
ガクチカにおいて「筋トレをなぜしているのか」「どういう思いで筋トレをしているのか」といった背景・目的をしっかりと説明することが重要です。
「肉体的にも精神的にも強くなりたい」「自分の中に筋肉という資産を残したい」「健康的な生活習慣を身に付けたい」など具体的に伝えるようにしましょう!
このように筋トレを始めたきっかけや思いを深掘りしてみるのがオススメです!
しかし、「筋トレなんてそんな考えてやってないよ!」という方もいらっしゃると思います。
大丈夫です。
今から面接までの間に「この目的でやろう!」という目標を設定して取り組めば十分に間に合います。
「ガクチカは創るもの。」
私が就活において大事にしていた言葉です。
背景・目的の部分は後からでもどうにでもなる部分です。
焦らずガクチカエピソードを作り上げていきましょう。
目標達成までのプロセスを説明する
ガクチカで筋トレをアピールするうえで、特に重要なことは目標達成までのプロセスをわかりやすく伝えることです。
具体的に「どのようなことを実践し、努力をしてきたのか」ということをアピールしていきましょう。
まず、過程は「週に4日ジムに行ってトレーニング」「30分の隙間時間を有効活用してトレーニング」というようにで具体的な時間をアピールと良いでしょう。
目標設定においては「今月末までにベンチプレス80kg」「7月までに体脂肪率10%」と具体的な数値目標を添えるとわかりやすくてGOODです。
目標達成までの計画を立て、どのように実践をしていったかを説明することで、
計画性と目的意識の高さをアピールすることができます!
得られた成果をわかりやすく説明する
続いてのポイントは得られた成果・結果を分かりやすく説明することです。
筋トレを始める前と後で身体や精神状態がどのように変化したのかを説明しましょう。
ただ単に「筋肉がついて身体が大きくなりました」「痩せていい身体になりました」と言うだけでは、どこか説得力が足りず、しょうもないガクチカになりかねません。
「目標としていた体脂肪率10%を切り、ダイエットに成功しました!」
「ランニングで持久力が身に付き、10kmを1時間30分かかったところを1時間で走れるようになりました!」
といったように具体的な数字を添えて結果を説明すると思わず”ワオ”と言いたくなるガクチカになるでしょう。
また、話に信憑性・具体性をもたせるために第三者からの反応を加えてみるのもよいでしょう!
もちろん嘘はダメですよ?
筋トレ好きな面接官であれば、身体を見れば努力の過程・体脂肪率くらい推察することができるので気を付けましょう。
筋トレの経験を企業貢献へつなげる
最後に散々アピールをした筋トレの経験を「あなたの会社でこのように貢献できますよ」と説明するのがポイントです。
面接官は筋トレの過程や結果だけで就活生に興味を抱きません。
面接官は目標達成するための努力や継続力など、筋トレから得られた能力をどれだけ自分の会社で発揮して貢献してくれるかで評価します。
結果をアピールすることも大事ですが、一番大事なのは目標達成までのプロセスをより明確に説明し、企業貢献へ活かそうという意志を伝えることです。
ガクチカで筋トレをアピールする際の注意点
紹介してきた通り、筋トレはガクチカとして十分に使えるエピソードです。
ですが、間違った伝え方をしてしまうと面接官へマイナスな印象を与える恐れがあります。
ここからはガクチカで筋トレをアピールするうえでの注意点を2つ紹介します!
筋トレが趣味と思われないようにする
まず一つ目の注意点は筋トレが趣味程度だと思われる恐れがあるということです。
ただ単に筋トレをしているだけの人ならたくさんいます。
ですが、遊びではなく本気で筋トレをしているとなれば母数は一気に減り希少価値が高まります。
面接官にただ筋トレをしているだけだと伝わると「この子は趣味で筋トレをしているだけなのか」と思われてしまいます。
そんなの嫌ですよね。
他の人と差別化するためにも「筋トレは趣味ではない。本気です。」とアピールする必要があります。
上述した通り、具体的な数値や成果を添えることも大事ですが、熱い情熱をもって筋トレへの愛を語る姿勢も大事です。
ぜひ面接官に筋トレの本気度をアピールしましょう!
チームワークを発揮したエピソードも用意しておく
もう一つの注意点は筋トレは個人活動であるため、チームワークがないのではと思われてしまうことです。
そのためガクチカ「筋トレ」の一本勝負だとチームプレイや協調性のあるエピソードを求められたときに詰みます。
受ける企業にもよりますが、組織やチーム単位で仕事を進めていくためチームワークや協調性を重要視する企業も多いです。
ですので、一つで良いので筋トレ以外のガクチカも用意しておきましょう。
サークルやアルバイト経験がチームワークエピソードを作りやすいです
ただ私のようにサークル・部活をやっておらず、アルバイトでもチームワークを発揮していなかった人間もいます。
なので私は大学時代に一度だけ経験した球技大会のエピソードをチームワーク・協調性のアピールに使いました。
種目がソフトボールだったので、「一致団結」「全員野球」といった協調性の塊みたいな言葉を多用し、なんとか乗り越えました。
どのような経験でも構わないので、ある程度深掘りができるチームワークを発揮したエピソードを用意しておきましょう。
ガクチカで筋トレをアピールする際の例文
それでは実際に私が使用した筋トレがメインのガクチカを紹介します。
こちらを自分流にアレンジして考えてみてください。
大まかな流れは以下の通りです。
ガクチカの作成ポイント(流れ)
- 背景・目的
- 過程
- 解決策
- 成果
- この経験を踏まえて
【背景・目的】
私は大学生時代、特にこれといった取り柄がなく、「このままでは普通の学生・普通の会社員で人生が終わってしまうのでは」という漠然とした悩みがありました。
そこで私は自分の中に「なにか資産を残したい。成功体験が欲しい。」という思いからジムに入会し、筋トレを本格的に始めました。
【過程(苦悩)】
筋トレを初めて半年ほど経過したとき、まったく扱える重量が伸びず、身体も変化せずと長い停滞期間に入ってしまいました。
私はどうせやるなら「誰よりも大きな体にしたい、バキバキになりたい」と思っていたので、この時期はとてもつらく自分の中でも大きな焦りがありました。
【解決策】
冷静に問題点を見つめなおし、ネットで情報を調べたり、友達に相談をした際に食事管理に問題があることがわかりました。私はただひたすら鍛えていれば筋肉もつき重量も上がると思っていたのですが、栄養バランスの良い食事をすることを意識しました。(PFCバランス・低脂質高タンパクな食事)
加えて、こまめに目標設定することを意識しました。(一カ月ごとに扱う重量と体脂肪率の目標設定)
【成果】
結果、筋トレを始めて1年半でベンチプレス100kg、体脂肪率1桁台を達成することができました。
筋トレを通じて、目標達成能力と継続力を身につけることができました。苦しいトレーニングを毎日続けるという環境に身を置いたことにより、学業や研究なども諦めずに継続する癖が身に付きました。
【この経験を踏まえて】
私は筋トレの経験から貴社で働いている時にどんな無理難題を要求されても、何が問題なのかを冷静に分析し、「自分なら絶対にできる」という自信を持って課題解決に努めることができると確信しています。
私がガクチカを作る際に意識したポイントは目標達成までのプロセスで具体的な数字を用いること、筋トレへの熱い思いです。
ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
ガクチカ「筋トレ」で就活を無双しよう!
いかがでしたでしょうか。
ガクチカ「筋トレ」は就活において十分に活躍する可能性を秘めています。
自分の説明次第で面接官の心を大きく揺さぶることができます。
最後に今回紹介したポイントのおさらいです。
ぜひ参考にしてみてください!
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